ホワイトハンズ大学



【終了】 シンポジウム「ホワイトハンズ大学@京都」

開催日時:2011年6月5日(日)13時30分〜16時

●会場:ひと・まち交流館京都 3階 第4会議室

 (京都府京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1)

●参加者:52

 


 シンポジウムのテーマ

テーマ:「これからの『障害者の性』の話をしよう」

 〜「障害者の性」白書・完成記念シンポジウム〜



2011年4月、ホワイトハンズでは、“「障害者の性」のリアルを、社会に伝えよう!”という目的の下、

創業からこれまでの3年間の活動で蓄積した、重度身体障害者に対するケア実施データと、

実際のケア現場から生まれた知識と理論を、レポート形式をまとめた、日本で初めての小冊子

「障害者の性」白書を発行しました。


第1弾である今回のテーマは、【脳性まひの肢体不自由者編】。

本白書では、「障害者の性」最前線レポートと題して、以下の3つのトピックを扱います。


1.脳性まひ男性への射精介助の問題

2.脳性まひ女性の生理・妊娠・出産の問題

3.働く脳性まひ女性の性暴力被害の問題



今回の「ホワイトハンズ大学@京都」では、そのトピックに深く関わっている脳性まひ当事者の方、

そのトピックに関して、第一線で活躍されている脳性まひ当事者の方をゲストとしてお招きして、

「これから」の障害者の性のあるべき姿について、徹底的に語りつくす、という

当事者の、当事者による、当事者のための、当事者度100%の豪華なシンポジウム形式で開催いたしました。



 タイムスケジュール


13時00分 開場

13時30分 開始

13時35分 基調講演(ホワイトハンズ代表・坂爪真吾)


 タイトル:これからの『障害者の性』の話をしよう 〜「障害者の性」白書で、一番伝えたかったこと〜

13時50分 ゲストのトーク

 1.脳性まひ男性への射精介助について(ホワイトハンズ京都代表・菅原保秀)

 2.脳性まひ女性の生理・妊娠・出産について(ゲスト:大畑楽歩さん)

   ⇒ゲストのプロフィールはこちら:大畑楽歩 Official Web Site

   *参考文献:『三重苦楽―脳性まひで、母で妻』

 3.働く脳性まひ女性の性暴力被害について(ゲスト:里美さん)

   ⇒JR西日本で発生した、脳性まひの女性契約社員に対する性暴力事件と裁判の今

   *参考リンク:里美さんの裁判を支える会


15時20分 ゲスト間のトーク、参加者との質疑応答・討論

16時00分 シンポジウム終了〜交流会

 シンポジウム終了後は、参加者とゲストの方々(+ホワイトハンズ)との交流会を行います。

 (事前申し込み・参加費等は不要です)

16時55分 終了



 当日の模様



13時、開場。会場、大変ありがたいことに、ギッチリ満員御礼です。

京都のみならず、大阪、神戸、奈良、滋賀、中部、関東から、幅広い年代、ご職業の方にお越し頂きました。


13時30分、シンポジウム開始。


私の基調講演の後、ゲストのトーク。

ホワイトハンズ京都代表の菅原保秀さんが、トップバッターです。



ホワイトハンズ京都の創業メンバー、脳性まひ当事者としての立場から、「障害者の選択肢を増やす」というお話、射精介助サービス運営の現場、関西での女性向けサービス開始の告知等、たっぷりお話頂きました。


引き続き、「脳性まひで、母で妻」のスーパー主婦、大畑楽歩さんに「脳性まひ女性の生理・妊娠・出産の問題」について、ご自身の体験談をベースに、語って頂きました。



生理の問題、家庭での性教育の問題、妊娠時の苦労、肢体不自由者特有の処世術、アイデンティティの問題について、大変濃密なお話をして頂きました。



まさに、らぶさん節炸裂!笑いと歓声の絶えない30分間でした。





後日談ですが、シンポジウム終了後の交流会で、ご著書「三重苦楽」、参加者の方に合計15冊もお買い上げ頂けたそうです。その圧倒的な営業力、ホワイトハンズも見習わせて頂きます(笑)。


ゲストトーク、最後は里美さんに「働く脳性まひ女性の、職場での性暴力被害の問題」という、非常に重い、かつ大切な問題について、当事者の立場から語って頂きました。





白書の中では書けなかった話についても、里美さんご本人の口から、直接お話し頂きました。



「女性障害者は、自分自身が性的な対象とみられることに気づかない」という問題、警戒心の問題、職場での差別の問題、障害者の社会参加と就労の問題について、実体験を元にお話頂きました。


参加者の方も、非常に熱心に聴いてくださりました。



非常に重いテーマですが、参加者の方々に、里美さんのメッセージは、しっかり伝わったと思います。




ゲストトーク終了後、休憩をはさんで、ゲスト間での感想トーク&参加者との質疑応答。



大畑楽歩さんと里美さんのトークの掛け合いが、非常に面白かったです。

菅原さんにも、ゲスト&参加者の方から半ばいやがらせのように(笑)、立て続けに難しい質問が集中したのですが、そこはホワイトハンズのブレーンとして、機転を利かせて回答してくださりました。


シンポジウム終了後の交流会、45分という短い時間しかとれなかったのですが、ゲストの方々と参加者の方々との間で、多くの交流が生まれたようで、主催者として嬉しく思っております!

テキストや「障害者の性」白書も、多くの方にお買い上げ頂きまして、感謝しております。



 参加者の方の感想






























今回のシンポジウム、ゲストの方々、参加者の皆様のおかげで、まさに、「これから」の障害者の性問題の方向性、展望を指し示す、素晴らしいイベントにすることができたと思います。


終了のあいさつでも申し上げた通り、障害者の性問題、「議論の段階」「議論の時間」は、既に終わっています。あとは、それぞれの現場で、実践あるのみ!ですね。


全国から参加してくださった皆様、事前準備&受付に協力してくださったスタッフ+ボランティアの皆さま、ゲストの方々、本当にありがとうございました。


 ⇒ホワイトハンズ大学:出張講義&講演の依頼はこちら!




 初めての方へ | お問い合わせ | 開発日誌ブログ | 携帯版ページ | サイトマップ

 Copyright 2011 (C) 一般社団法人ホワイトハンズ All right reserved.