ホワイトハンズ大学



【終了】 研修会「障害者の性のとらえ方について」

 〜当たり前の生活の中で考える性、今までとこれから〜

(山形県小規模授産施設・共同作業所連絡協議会研修会)



開催日時:2013年5月16日(木) 13時00分〜15時30分


●会場:山形県総合社会福祉センター 4階 大会議室

●参加者: 52


 テーマ:「障害者の性」問題を、どのように考えるべきか?

 山形県小規模授産施設・共同作業所連絡協議会様の研修会にて、

 ホワイトハンズ代表の坂爪が、介護福祉の現場で、なかなか表だって語られることの少ない

 「障害者の性」に関する問題を、どのような視点でとらえるべきか、ということについて、

 映像資料とケーススタディを織り交ぜながら、解説いたしました。


●当日の開催風景


 

 会場は、山形市内を一望できる4階。開放的な空間で、白熱した議論ができました。


 冒頭で、「障害者の性」のとらえ方に関する基礎講義(約10分間)を行いました。


 以降は、「障害者の性」に関するケーススタディを、

 各グループのメンバー間で議論する、という流れで進行いたしました。


 グループは、それぞれ6〜7名で、合計9つのグループをつくって、議論を行いました。


 


 今回の研修会でお話しさせて頂いたポイントは、以下の3つです。


 1.「障害者の性」問題=(個人の問題ではなく)社会の問題である

 2.「性のケア」=(性欲処理ではなく)「自尊心のケア」である

 3.「障害者の性」問題=(当事者本人の問題だけではなく)「支援者の性」の問題である



 この3つのポイントを、ケーススタディや映像資料を織り交ぜながら、解説いたしました。


 


 今回の研修のキーワードは、「社会」です。


 個人の問題ではなく、社会の問題として考えないと、

 「障害者の性」問題は、理解も解決も不可能である、という立場から、

 「障害者の性」のとらえ方の解説を行いました。


 性の問題を、「プライベートな秘め事」ではなく、

 「人と人との絆をつくるためのスキル」と捉えると、新しい見方ができると思います。


 


 取り上げた事例は、「障害者の恋愛」「男性障害者の中年童貞問題」

 「自閉症の性的問題行動」「施設における恋愛・性行動の問題」の4つです。


 家庭や施設・作業所の中で、障害者の性に関する問題が起こった場合、

 それを、家庭の中だけで、施設の中だけで、職員の間だけで、どうにか封じ込めようとすると、

 多くの場合、問題は悪化するだけ、という事例を扱いました。


 障害当事者及び支援者・施設自体の社会参加(=地域社会に開かれているか)の度合いと、

 性的な問題の発生頻度及びその深刻さは反比例する、という仮説を提示しました。


 各グループごとに、活発な議論をしてくださった参加者の皆様、ありがとうございました!

 


 山形滞在、今回もわずか4時間強の弾丸出張だったのですが、関係者の皆様には、

 最初から最後まで、多くのお気遣いとお心配りを頂きました。本当にありがとうございました。






 初めての方へ | お問い合わせ | 開発日誌ブログ | 携帯版ページ | サイトマップ

 Copyright 2013 (C) 一般社団法人ホワイトハンズ All right reserved.