ホワイトハンズ大学 


 2−4 座位によるセックスの方法(要介護者が男性で、女性が健常者の場合)

片麻痺の要介護者が男性で、パートナーの女性が健常者である場合の説明です。

座位は、男女が座った状態で性器を結合させる体位です。

男女が対面する体勢の対面座位と、女性の背後から男性が挿入する形の背面座位があります。


*事前準備:男性側の身体を支えるため、座椅子タイプのソファーを用意します。

麻痺している側に体が倒れないように、枕やクッションを置いて、体を支えてください。

座位保持のために、麻痺している側の手に、巻いたタオルを握らせることも有効です。


 ソファーは、女性の体重が男性の身体に

 過度の負担をかけることを防ぐ効果もあります。

 行為中に倒れないように、壁ぎわに設置します。




 A:対面座位

 女性は、自分の体重で座椅子を倒さないよう、

 両膝で身体を支えます。

 (この際に膝と腰を痛めないように注意!)





 B:背面座位

 後ろに女性が倒れると、男性の身体に負担がかかるので、

 女性の体重は前方にかけるようにします。





●座位の注意点:

*性交中は、女性側の足がつらないように注意します。

*男性の麻痺側を支えるように、女性が身体を寄り添わせると、性交時のバランスが安定します。

*男性と女性との間に身長差が大きい場合は、体位の安定性を欠く場合もあるので、注意してください。

*行為中に座椅子が倒れないように、壁際に設置するなど、安定性には十分配慮してください。

*片麻痺の要介護者は、麻痺している側の肩関節の脱臼、亜脱臼を起こしやすいので、

 麻痺した側の手を無理に引っ張ったり、不必要に動かしたりしないようにしましょう。


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