ホワイトハンズ大学 


 2−5 後背位(バック)によるセックスの方法(要介護者が男性で、女性が健常者の場合)

片麻痺の要介護者が男性で、パートナーの女性が健常者である場合の説明です。

後背位は、四つんばいになった女性に対して、男性が後ろから性器を結合させる体位です。

「バック」という呼称が一般的です。


*事前準備:男性の身体を支えるための椅子・テーブル、クッションを用意します。



 椅子またはテーブルのように安定したものを身体の脇に置き、

 姿勢の安定を支えます。

 片麻痺の場合、万が一性交の途中で倒れても安全なように、

 麻痺側の床にはクッションを敷いておきます。




 男性は、台に寄りかかり体位を安定させてください。

 女性のお尻ではなく、腰の辺りをつかんだ方が、姿勢が安定します。

 女性は、余裕があれば四つんばいになっている手の片手を離し、

 男性の体位の安定を支えてあげてください。



●後背位(バック)の注意点:

*男性と女性との間に身長差が大きい場合は、どちらかの腰に負担がかかってしまうため、

 後背位は避けて別な体位で行ってください。

*後背位は、膣口が背中側に近い「下付き」の女性にとっては楽な姿勢ですが、

 膣口が腹側に近い「上付き」の女性にとっては、背中をうまく反り曲げて、腰の部分を

 浮かせるようにしないと挿入がしにくい場合があります。

 そのような姿勢を長時間続けるのは無理な姿勢となるため、他の体位も併用して、

 腰に過度の負担がかからないように留意してください。

*行為中に台となる椅子・テーブルが倒れないように、安定性には十分配慮してください。

*片麻痺の要介護者は、麻痺している側の肩関節の脱臼、亜脱臼を起こしやすいので、

 麻痺した側の手を無理に引っ張ったり、不必要に動かしたりしないようにしましょう。


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