ホワイトハンズ大学 


 2−7 片麻痺の要介護者が、自力で服を脱ぐためのガイド

片麻痺の要介護者が、自力で服を脱ぐための方法を解説いたします。

基本は、『着患脱健』(=服を脱ぐときは麻痺の無い側、着る時は麻痺のある側)がルールです。

衣服の着脱は、予期せぬ転倒を防ぐために、イスに座った状態、床に腰を下ろした状態で行いましょう。


A:Tシャツ(丸首)の脱ぎ方

1.麻痺していない側の手を頭の後ろに回し、うつむいた姿勢で、シャツを引き上げます。

2.そのままシャツを頭から引き抜いて、麻痺していない側の手を抜き取ります。

3.麻痺していない側の手で、麻痺側の手をシャツから抜き取ります。


B:ボタンのある前開きのシャツの脱ぎ方

1.麻痺していない側の手で、ボタンを外します。

2.体を麻痺側に傾けながら、麻痺していない側の肩から、シャツをずらして引き抜きます

3.シャツを背中側に落として、麻痺していない側の手で、麻痺側の手から抜き取ります。

*一番上〜二番目のボタンだけを外して、Tシャツと同じように、頭から脱ぐことも可能です。


C:ズボンやパンツの脱ぎ方(イスに座った状態で)

1.イスの前方に、手をつけるような台を置きます。(もしくは、手すりの前にイスを移動します)

2.イスに座ったままでベルトやファスナーを外し、お尻が出るまでズボンを引き下げます。

3.前方の台(または手すり)に手を着いて立ち上がり、ズボンを足元に落とします。

  立ち上がれないときは、座ったままで左右に体を動かし、ズボンを足元まで下げます。

4.再びイスに座って、麻痺していない側の足を、ズボンから引き抜きます。

5.麻痺していない側の手で、麻痺している足を膝に乗せて、ズボンを引き抜きます。


服を着る際には、上記の手順を反対にして行ってください。


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